遠くへ旅に出たい創作者の雑記

取り留めのないことを思いついたままに書いてます。自サイトにて一次創作の小説とイラストをぼちぼち。URL:https://plus.fm-p.jp/u/no104fish

地獄の肌環境…

学生時代からの筋金入りの乾燥性敏感肌。にも関わらず毛穴詰まりとニキビもエンドレスとかいう、肌トラブルの見本市みたいな肌環境。

とにかく保湿しないといけない肌だということはだいぶ前からわかってたのですが、保湿力高めと謳われてる化粧水がどうにも肌に合わない。

最近本腰を入れてスキンケアについて調べ始め、保湿力を高めてくれるグリセリン多めの化粧水はニキビができて肌が荒れるということに気づきました。グリセリンは毛穴詰まりを起こしやすい成分らしく、乾燥肌のくせにニキビできやすい肌質なのがダメなようです。

実践してみて効果があったなと感じたのは、グリセリンを極力減らしたことと酵素洗顔パウダーと美容オイルをしっかりめに塗ること。ボコボコザラザラの黒い毛穴詰まりが、白い毛穴詰まりに変化し、調子が良いときはザラつきもなくなる。

今は自分に合う化粧水を探している最中です。あまりお金をかけられないのでプチプラで探してるのですが、グリセリンフリーでおすすめされてるものを試してもなかなか肌に合わない。塗ってる最中からヒリヒリしてしまったり、ニキビができたり…

今まで使った中で一番トラブルが少なめだったのが、菊正宗の日本酒の化粧水のブライトモイスト(透明保湿)でした。よく見るピンクとか赤のやつではなく白いやつです。あのやたらデカいシャンプーみたいなボトルに入ってるやつですが、500mlで約900円とコスパも良い。水っぽくてベタつかないとこも良い。

成分を見てみるとアルコールも入ってるし、少量とはいえグリセリンも入ってるわりにニキビもできにくいしヒリヒリすることもなかったです。もっと良いものがないかと色々他の化粧水を試しては合わなくてすぐに戻ってきてしまう感じです。

最近クリームを追加し、乳液ももうすぐ新しいものに変わるし、オイルも導入に使えるホホバに変わるので、菊正宗の白い化粧水で落ち着いてせめて肌荒れと乾燥だけでも改善してくれないかなーなんて思ってます。

今使っているのは菊正宗の白い化粧水、ちふれのスクワラン、CEZANNEのグリセリンフリーの乳液、コーセーのセラミエイドってクリームで、次に変わるのは無印のホホバ、松山油脂のMシリーズの乳液。酵素洗顔suisaiの黄色かObagiで迷い中…あとは朝の洗顔が泡洗顔と拭き取り化粧水どちらの方が調子が良いかってところかなぁ。

Scentlyさんで頼んだカプ?香水届いたレポ

Scentlyという推し香水を作ってくれるサービスは以前、創作のメインキャラ5人分で利用したことがあります。が、今回はカプ香水?っぽいものを注文してみました。

単体であればそのキャラの香り、そのキャラが使っている香水の香りとか色々解釈できますが、カップリングの香水って何の香りになるんだろ?おそろいで使ってる香水とか?と感じてあまり魅力を感じてないタイプでした。

ですが、Scentlyさんのサイトにて『夢香水』の記述を見つけてひらめきました。これ、創作キャラが創作キャラにプレゼントする香水って設定でも作れるのでは!?と。

夢香水というのは、推しと私(もしくは私の分身となるオリキャラ)の設定から作られる香水。推しの情報と推しと関わりがある私の夢設定を記入することで作ってもらえるみたいです。そして中には推しから私へのプレゼント的なシチュエーションでも作ってもらえるとか。推しから私ができるなら、創作キャラから創作キャラも余裕でしょう!というわけで、創作キャラ唯一のカップリングであるアイゼアからメリーへプレゼントする香水という設定でお願いしてみました。

 

【オーダーシートに書いたこと】

基本的には項目に沿って必要なことを書いていきます。

●選択式の質問項目

性別、年齢、イメージカラー、誕生月は2人分記入。性別のところでは男性・女性に加えてその他も選んで男女カップリングであることを一応記載しました。

大人っぽさ・セクシーさをどのくらい感じるかという項目は、アイゼアから見たメリーがどの程度の印象かという観点で選択。

似合う飲み物は、2人で一緒に飲むものとして一番合う紅茶を選択。メリーは単独でも紅茶ですね。これが大人なキャラ同士のカップリングならお酒とか、コーヒー派ならコーヒーとかになると思います。自由記述もあるので、もしこれが夜のまったり時間限定イメージとかなら、アイメリならココアもアリかなって思いました。

●世界観の質問

世界観の項目は999文字以内での記述形式です。正直1から全部書いたら字数足りるわけがないので、2人を理解するのに必要な情報に絞って書きました。まず基本情報として、魔術のある西洋ファンタジーであることと、人間と魔術を扱う2種族が存在すること、寿命と加齢の仕方が違うけど見た目は全く同じであることを書きました。

次にアイゼア(Aと表記)とメリー(Bと表記)に項目を分けて、まずはざっくりとした特徴として、髪色、髪型、目の色、顔立ち、種族、物語でのポジションを書き、その後は人となりがわかるような過去の遍歴を端的にまとめつつ書きました。

最後にアイメリが互いにどんなとこに惹かれたのかを簡単に書きました。

●性格の質問

前にも失敗している性格の方ですが、こちらもアイゼアとメリーで分け、外から見た性格と内側の性格に分けて書きました。外から見た性格は、パッと見の印象一文+外面的な性格。内側の性格は特にピックアップしたい部分やこれぞこのキャラという部分を一つ書き出し、その部分について深堀りするように情報を足しました。最後にそれぞれ、相手をどう思っているかがわかるような文章を足しました。

●香りのイメージ

今回はアイゼアからメリーに贈る香水というコンセプトのため、あくまでもメリーに似合う香りとしてのイメージを書いています。

抽象的な香りのイメージ(例:品がある、甘い、爽やか等)を書き、自分が思い描くイメージに近い香りだと感じるものの名前(例:ローズ、バニラ、柑橘系等)を挙げて記入しました。それに加えて、メリーが雪国出身冬生まれということで、雪や冬を感じられる要素があると嬉しいとも書きました。

●その他、香りについての希望

こちらにアイゼアがメリーのために選んでプレゼントするというシチュエーションであることと、2人の要素を含みつつもメリーへ贈る女性用の香水として作ってほしいという旨を記入しました。

 

使用している香水には私が利用しているものを、苦手な香りも私が苦手な香りを書きました。キャラが苦手とする香りを書くのもアリだと思いますが、メリーに然程苦手な香りがありそうな感じがないことと、私の苦手な香りが来ても楽しめないなという気持ちから、こちらの質問は素直に私の好みで書きました。

 

【届いた香水】

届きました。解釈レターの外観の写真(相変わらず写真下手くそ)

届いた香水のレシピと解釈レターの内容の画像↓(一部小説ネタバレなので白く塗り潰してます)

この解釈レターが本当に素晴らしい…

●香水の構成(特に解釈に合うものは太字)

トップノート:フリージアホワイトローズ、ペアー(洋梨

ミドルノート:オリバナム(乳香)、オレンジブロッサム、桜

ラストノート:ムスク、ヘリオトロープシダーウッド

●香りの印象

トップノートは花束を抱えてるようなふわっと華やかな花の甘い香りが前面に出てて、奥にピリッとしたスパイシーさとスッとした渋みを感じました。全体的な印象として石鹸っぽさもある気がする。

ミドルノートになるとスパイシーさがまろやかになり、甘いお香のような印象に。しっとりとした静かな香りなのに華やかさはそのままなので、しっかり女性的でありながらも少し近寄り難い雰囲気の高貴さや品格とか結構芯のある強気な香りな気がしました。舞踏会に身に着ける勝負香水としてもピッタリだし、アイゼアがメリーに似合うと思って選んだのも納得。あと、アイゼアはしっかりメリーを女性として意識してるんだなってのも伝わってきます。いいですね。

ラストノートになるとガラっと印象が変わり、微かなひんやり感と柔らかくて儚げな香りがしました。これまでの気の強い感じはどこへ行ったのかってくらいに優しい。アイゼアと過ごすうちにゆっくりと心が解かれてアイゼアにしか見せない顔を見せているというか、冷たさと温かさが絶妙に混ざり合っているというか。雪解けの光景のような明るさと穏やかさをイメージする香りがして感動しました。

総合的な香りとしての感想ですが、ザ・ボディショップのモリンガの香りの甘さを少し控えめにして渋みやスパイシーさ、ひんやり感を少しだけ足した感じに近い気がします。

●解釈

まず何と言っても付属の解釈レターの破壊力すごすぎた…めちゃくちゃ萌え転がりました。花言葉はいくらでも調べられるのですが、香りに関しては詳しくないので「こういう香りだからこれを入れました」ってのがわかるの強いですね。

アイゼアの陰惨な過去と今のあり方をひたむきって言葉で好意的に表現してくれるのも嬉しいし、そこから導き出される香りが『穏やか』なのも努力が実を結んでる感があっていい。

メリーがアイゼアによってある決意をする(未更新部分のネタバレ)のですが、それを『キンと寒さの張りつめる夜空に輝く星』って表現してくれるのがあまりにも尊すぎる…!オーダーの中に流星のように命を燃やすような生き様的なことを書いた部分と、イメージする香りの冬や雪イメージを丁寧に拾って取り入れてくれたんだって感じました。

最後の塊に書いてあるアイゼア→メリーがあまりにも尊い…尊すぎる。メリーの傍に寄り添って、メリーのことを大切に想っていて、その気持ちの表れとして選ぶのが『包み込むような優しい印象の香り』だと…?アイゼアがメリーの傍にあってほしい、身につけてほしいと思って選んだ香りなんだから、これはもう自分の代わりくらいの気持ちで選んでるんじゃないか???つまりこの香水をメリーがつけるとき、アイゼアの想いと優しさが香りとして寄り添うということでは???

そして最後の『この香りから、彼の特別な気持ちが届きますように』って一文にギュンギュンに萌えた…アイゼアの激重感情がひっそりと込められた激重香水ですやん。仕事で長く会えないこともあるアイゼアの本気を感じる…純粋にメリーを気にかけて心配したり愛おしく想う気持ちもあるけど、常に自分の存在感じててほしい的な重さも感じるし、悪い虫を寄せ付けないためのアイテムですらあるようにも思えるし、こういうことをさり気なく仕込んでくる湿っぽさがあるのアイゼアらしいな〜と感じてしまう(笑)

それが作者ではない他人から創出されているというのが中毒性すごいですね!!何度でもオーダー内容を微細に変えながら頼みたくなる(何度も頼んでどうする

花言葉も調べてみました。解釈が特に合うなと感じたものは太字にしてあります。

フリージア:「親愛の情」「感謝」「期待」「憧れ」「白:信頼

ホワイトローズ:「心からの尊敬」「約束を守る」「相思相愛」「私はあなたにふさわしい」「あなたの色に染まる」「枯れてる白バラ:生涯を誓う

ペアー:「愛情」「優しい思い

オリバナム:瞑想に使われる香り「真実(?)」

オレンジブロッサム:ビターオレンジの花。「花嫁の喜び」「純粋」「愛らしさ

桜:「あなたに微笑む」「精神の美」「私を忘れないで

ヘリオトロープ:「献身的な愛」「熱望」「誠実」「愛よ永遠なれ」

シダーウッド:主に杉などの針葉樹の香り「あなたのために生きる」「君のために生きる

フリージアヘリオトロープは双方相手に持っている想い。ペアーと桜はアイゼアの想いに合う内容で、解釈レターでもペアーの香りはアイゼアに合わせていたのでピッタリ。オレンジブロッサムの「愛らしさ」はアイゼアから見たメリーって感じですね。普通に見たらメリーに愛らしさなんてないですからね。

そんな中でもホワイトローズとシダーウッドがかなりグッときました。ホワイトローズは、双方の思いである「心からの尊敬」、アイゼアの決意でもある「約束を守る」(微妙にネタバレ踏んでるな…)「あなたの色に染まる」はアイゼアと過ごす時間の中で少しずつ変わっていくメリーとその未来を想起させて熱い。シダーウッドは同じこと2度書いてあるって思われるかもですが、調べるサイトによっては別の花言葉扱いで併記されていることもあったので、珍しいなと思いつつもお互いがお互いのために生きてる感じがアイメリらしさもあって良いなって思いました。あと何気に二人称がそれぞれキャラに一致してるのと、花言葉で「君」表記は珍しいなって思いました。

そんな感じでめちゃくちゃ素敵なものを手に入れられました!1ヶ月半待ったかいがありました。これを入れた小説とかもいつか書けたら良いなぁ〜。

サイトの小説更新と小説のことちょっとだけ語る

サイトの方で小説更新しました。趣味で細々のんびりやってるだけなのでかなりまったり更新です。

たまにフラッとアクセス解析とか見るんですけど、更新ないときでもぽつぽつとサイトを覗いて下さっている方がいらっしゃるんだなって気づきました。更新するとたまに♡もいただけて、一手間を惜しまず良かったよってさり気なく伝えていってくださる優しい気持ちがとても嬉しいです!

今更新してるのは本編後の話、いわゆるアフターエピソードというやつなんですが、メインキャラカップリングのアイメリ(アイゼア×メリー)の恋愛主軸のお話を展開してます。

本編あとがきに書いたか忘れたんですけど、元々本編に恋愛を持ち込みたくない派で本編では恋愛描写は一切してません。それっぽく見えるシーンはあるかもですが、恋愛を意図して書いてないです。私は元々のベースが相棒とか仲間の友情に萌えを見出すタイプだったこともあって、本編では純粋に全員がそういう関係で貫こうって感じで完結させてます。メインメンバーが奇数なのも特定の組み合わせをできにくくする意図も含んでたりします。

本編を書いていた頃、アイゼアとメリーは普通の人として幸せになってほしい(本編後)と漠然と考えていて具体的なビジョンはなかったのですが…友人と創作語りをするうちに二人が恋愛関係になるのも萌えるなと感じて本編後に現在書いている恋愛編を書くに至りました。

なので本編後に恋愛感情の芽生えから、少しずつ思いや関係の進展を慎重に書いていってるつもりです。最初は萌えるなぁなんて軽い気持ちもあったのですが、書けば書くほどこの二人はお互いに相手がこの人じゃないとダメだなって感じがしてくるので面白いです。

おそらく二人は真逆に近い性質を持っていながらも、よく似ている部分があるからなんだろうなと思います。そういったことも含めてこの先の話も書いていく予定です。

今更新してるとこはまだそこまでなんですが、恋愛編ということで後章の内容を書いているとやっぱりそれらしい描写とかスキンシップ関連とかも書くことになるわけで、書いてるとなぜか自分の方がなんだか照れてしまって…(笑)少女漫画家とか恋愛小説とか書いている人ってすごいなって改めて思いました。

あと癖の出やすい部分なので、キャラを崩して私の趣向が出過ぎないように気をつけてます。それでも読み手に引かれないかとか気持ち悪く見えないかとかめちゃくちゃ気になります(笑)

男性キャラ視点でも女性キャラ視点でも、綺麗で純情な感じの恋愛を書くのは得意じゃないかもしれない…でも恋愛なんだし多少の下心くらいあってほしい気もするし、今書いてるキャラ二人ともいい年こいた大人なのでそれでいいよねって開き直ることにしようと思います。

現在恋愛編の前章を書いているのですが、前章まではストレートに更新して、後章は他の短編とか書きたい話が出ればそちらを優先したりしつつのんびり書こうかなと思ってます(まだどうなるかわかりませんが)

恋と深空(ほぼ?ネタバレなし雑感)

今年の1月18日にリリースされた乙女ゲーアプリの『恋と深空』を22日からプレイし始めました。

何かすごい作り込みの3Dだけど、現代物(キャラ名からの先入観)でただ交流して楽しい系の乙女ゲーは退屈に感じてすぐ飽きるタイプなのでプレイする予定は全然なかったのですが…

アクションゲー要素有り、本編シリアスなのに突然恋愛?的なことする…どんな顔してプレイしたら良いのかわからない乙女ゲーと聞いてめちゃくちゃ興味が湧いてしまい始めるに至りました。

【シナリオ】

シナリオは現在4章まで進んでますが、噂に聞いた通りシリアスでした。本編には今のところあまり強い恋愛要素は感じてないです。女主人公で、これからちょっとロマンス要素が出てきそうなバトル物、みたいな雰囲気。私はこのくらいの塩梅も好みだし、ちゃんと戦えるタイプの女の子が好きなので大変嬉しい。

【主人公】

主人公は髪型と髪色はほぼ固定っぽい(一部を除き?)ですが、顔に関してはかなり細かなキャラメイク要素がありました。愛称設定まである。結構細やかで驚きました。ボイスオフは試してないのでどの程度オフなのかわかりませんが、一応オフもありました。戦えるし、実力もあって正義感もあって好感を持てるのですが、唯一不摂生キャラなのが微妙に気になる…体力仕事なんだからちゃんと寝ろ、食べろ。

【バトル】

バトルはフィールド内でのアクションバトル。某SNSではモンハンに例えられたりしてますが、そこまでの難しいプレイスキルは求められてないなと感じました。というより感覚的にはモンハンというより、極小フィールドでやるダークソウル(雑魚戦)の方が感覚近いイメージ。

乙女ゲーということもあってか個人的な体感の難易度はやや緩めという印象。たぶん私が乙女ゲーマーではなく、元々は一般ゲー中心プレイヤーだったってのもあるかもですが(※といってもあまり上手い方ではないです)

おそらくエルデンリングとかダークソウルとかバイオハザードとかそういうのもやるんですっていうゲーマーには簡単、そういうのには縁がないという生粋の乙女ゲーマーにはちょっと難しい、くらいの難易度(一応オートプレイ機能も搭載されてます)

武器は今のところ銃、片手剣、大剣、杖の4つ。銃と杖が遠距離なのですが、オートエイムなので「エイムがあまりにもクソ」と弟に評され、友人とバイオハザードをプレイした際にはナイフとハンドガン以外の全てを託して赤ちゃんプレイしていた私でも余裕で使えます(エイムのクソさもさることながら、色調薄いバイオハザードなどはゾンビが傍にいても全然視認できない。音楽だけで近いのはわかる)今よく使ってるのは銃で、敵を遠くから手軽に殺れて便利。でも銃は攻撃力がイマイチらしいので、できれば片手剣とかも使えるようになりたいところ。

カードに装備させるコアというものがあるのですが、原神をプレイしている人には伝わるのですが、聖遺物システムのようなものがあります。まさか乙女ゲーでこの廃人仕様を見ることになるとは思ってもいませんでした…(原神もやってます)中国のゲームは聖遺物システム好きなんですかね…?

攻略キャラ3名のうち1名がパートナーとして一緒に戦ってくれるので、そこも心強い。というか、相棒がいるって最高ですね。筋金入りの相棒萌えがあるので、それだけで燃えるし萌えますし思い入れも強くなっていきますね!

話がズレるのですが、フリーダムウォーズというPSPvitaのゲームが相棒萌えとして最高のゲームだったなぁ。戦闘システムも主人公と相棒のキャラメイク、相棒周りのシステムが本当に最高で面白かった。神ゲーになるポテンシャルがありながら、未完成のシナリオとクソみたいに理不尽なゲームバランスでクソゲーの称号を手にしてしまったマイナーゲー。相棒萌えだけで全クリしました。続編出たら買います(望み薄)

【攻略キャラ】

現在3人の攻略対象がいます。同僚のセイヤ、主治医兼親戚のレイ、画家のホムラの3人。私はこの中ではセイヤが好きです。やっぱり仕事(魔物っぽいのと戦う)上のパートナーというポジションが刺さるのと、銀髪も癖なのでかなりのアドバンテージ。あとちょっと抜けてるというか天然っぽい一面があってかわいいのもずるいですね。かなり謎めいた人で、正直現時点では何者なのかほとんどわかりません。何となく未来を知っているのか、年を取っていないのか、はたまたタイムリープしてるのか?と思わせるような、彼の周りだけ時間がおかしい匂わせがポツポツあります。

レイは事件に巻き込まれて死にかけて心臓に何か抱えてる主人公の主治医であり、親戚関係でもあります。かなりクールでちょっと嫌味?を交えながら主人公を心配してくるクーデレっぽい感じ。職業、地位、性格どこから見ても甲斐性の塊みたいな人です。結婚するならたぶんレイが一番良い。ストーリーから、主人公の傍にいるのはただの主治医兼親戚だからではないただならぬ事情がありそうな雰囲気だけはします。

ホムラは画家ということもあってか、少しクセのある掴みどころのないミステリアスな雰囲気でありながら、ちょっと子供っぽいところのあるキャラでした。売れっ子の画家のようで、あまりお金に困ってる様子もないのでお金持ちっぽいです。海に縁があるのかわからないのですが、この人前世は海洋生物でその記憶があるのかな?と思わせるような発言がぽつぽつあります(※さすがに前世海洋生物ではないと思いますが、何か海と関連はありそう?だと思います)ホムラのカードがめちゃくちゃ揃うので、戦闘では主に彼のお世話になってます(笑)

そういえば、キャラの3Dの作り込みがすごくて、特に手の肌の感じとか見ると触った感触が想像できそうなほどリアルで驚きました。顔もとてもリアルな質感で現実にもこんな感じの美形がいそうだと思わせてくれる感じでありながら、さすがに現実とは違うなってなる絶妙なラインだなーってリアルな夢の中にいる感覚になれるのが良いですね。

そんな感じで、ぼちぼちプレイ継続していこうかなと思ってます。

3年越しの執念

前回美容院を転々としている悲哀を記事にしたのですが、その中で書いためちゃくちゃ腕の良かった美容師さんの行方が掴めたかもしれなくてかなりテンション上がってます!

むしろ下の名前(たぶん)しかわからない名刺だけで見つけられたのは最早奇跡…(まだ確定はしてない

美容院を家の周辺から車で20分圏内に広げてgoogleマップで検索。しらみ潰しに全ての美容院の情報や口コミを漁っていたのですが、その中の一件の口コミに名刺に書かれていた名前を出している方がおられました。

その美容院自体は昨年できたばかりらしいですが、口コミの方は何年も前からこの美容師さんにお世話になっているという内容を投稿していました。この方のおかげで私は3年の時を超えて辿り着けた…一度は諦めたけど執念深く美容院探しまくってて良かった……!!

正直美容師さんの顔の写真を見てもこんな方だったかな?(第一印象のギャルっぽさはなく、私はそもそも顔が覚えられないタイプ)という感じだし、美容院を辞めてから独立までに3年期間が空いている(他のところで働いていた可能性はありますが)など、まだ半信半疑ではありますが、名刺の名前の表記が少し独特なことから結構合ってる確率高いのではと思っています。

とりあえず次に行く美容院は決まりました。今度こそ行きつけの美容院になると良いなぁ。

美容院選び、どうすればいいの!?

最初に注意書きしておきます。

この記事は美容院選びに困っている方へのアドバイスをするという内容ではなく、ただの一般人が一人の美容師との出会いからここぞという美容院を見つけられず流浪し続けていることをただただ嘆いて過去をダラダラ振り返るだけの内容です。

始まりは一人の美容師さんとの出会いから始まりました。

腰辺りまでのロングヘアーを長年続けてきた私は、それまでは髪をまとめてしまうのであまり美容院にこだわりがありませんでした。

ですがロングヘアーのケアはめんどくさく、パーマや縮毛矯正、カラーすら入れたことない髪にも関わらず枝毛も酷い。髪を洗うにも乾かすにも時間がかかる。忙しくなったことで、こんなことに時間を使ってられるか!!と思った私は

そうだ、短く切ってもらえばいいんじゃん!

と思い立って某予約サイトにて美容院を予約。母に死ぬほどダサいおかっぱにされて大泣きし、知り合いの美容師さんに直してもらって良い感じのハンサムショートみたいになった(おかっぱよりは数万倍マシだけど、めちゃくちゃ短くされたのが当時の私は嫌だった)のがトラウマで伸ばし続けていた髪を、小学生ぶりに短くしてもらうことにしました。

美容院にこだわりのなかった私は、徒歩数分のところにあるチェーン店系の美容院(格安ではないが安め〜平均くらい)を選択。一応美容師さんの情報などに軽く目は通しましたが、特に指名もしませんでした。

当日店に行ってみるとギャル系の綺麗でお洒落なお姉さんが対応してくれました。筋金入りのクソダサブスモブをやってきた私にはあまりにも眩しく、その時点でめちゃくちゃ尻込みしていました。

失敗しない伝え方も調べていたので、やりたい髪型の画像を数枚持ってきていました。画像の美人さんたちとは雲泥の差のある顔面に内心小馬鹿にされそう(クソ失礼な偏見)と思いながら、画像見せると美容師さんは「バッサリ切っちゃうんですね」「かわいいですね〜!」と言ってくれました。

そう、かわいい。髪型とモデルの美人さんはな!!

このクソダサブスモブがこのかわいい髪型にするんかいという身の程知らず感のまま、パーマもかけないしこの通りにはならなくても良いので……とかボソボソ言いながらカットへ。

癖毛ですが、何もせずともコテで巻いたようなカールがかかることがちょっと誇らしかった髪(ブスモブでも美容院行くと毎回これだけは褒められる唯一の長所)をミディアムくらいまで切ったのですが

もう切ってもらってる最中から、めちゃくちゃ自分に合ってて良い感じなのが伝わってくる。

これは後から身を持って経験したのですが、切ってる最中から微妙でこれで終わりじゃないよね?まだここから良くなるんだよね?と思ってもまず良くなることはない。上手い人は切ってる最中からもう上手い。すごい。テンションが上がってくる。

全く画像通りというわけではないのですが、雰囲気を掴んで似合うようにしてくれたのかそれ以上の満足感。人生で最高に素敵な髪型にしてもらった私は美容師さんに精一杯お礼言って帰りました。その後通っていた病院の受付の方にも髪型かわいいですねとか言ってもらえて、クソダサブスモブは人生で初めて容姿を他人から褒めてもらうという経験をしました。

そんなすごい美容師さんに出会えたなら、何で美容院に定着できず流浪しているのか。その理由は次に切りに行こうと予約しようとしたとき

すでにその美容師さんが辞めていたから。

チェーン店系美容院あるある。その方はママさんだったので、旦那の転勤か子どもの関係か働く必要がなくなったのか独立したのか…理由はわかりませんが初めて切ってもらったときの名刺をもとにインスタまで調べても見つけること叶わず。

理想のハードルだけ爆上がりし、理想を諦められなくなった私。それでも違う人に切ってもらうしかなくなった私の悲劇がここから始まります。

一人目の美容師さんは男性の方で、対応は丁寧でした。しかしこのうねる髪をここまで癖なくできるんか…と逆に感動するくらいつるーんとしたボブになってガッカリ。癖を活かしてほしいとお願いしたのに叶わず、更に見せた画像と雰囲気も全然違う。

二人目の美容師さんは女性の方。二人目の方のカットを似合ってて良いと思いますよと言っていました。似合ってないとは私も思わないけど好みに合わない。二人目の方は対応は丁寧で良くも悪くもない仕上がり。あと2〜3回通ってみようと思っていたら辞めていました。探してまで行くほどではなく次へ。

三人目の美容師さんは男性の方で、癖の特徴とかを話すと(たぶん私の説明も悪かったのか勘違いされた)画像の髪型は難しいですと言われ(神美容師さんにしてもらったのと同じ画像)すでに不安しかない。案の定似ても似つかないタコさんウィンナーヘアにされて絶句。似合わせカット得意とはなんだったのか。それともこれが似合ってるのか。とにかく画像みたいにはならなかった。神美容師さん以前の経験も含めて、聞いてもないのにできないとかやめたほうがいいって言う美容師さんは基本的にハズレ。何か勘違いしてそうな髪の癖の話をもう一度ちゃんとすれば良かったと大後悔。母のおかっぱ程ではないけどかなりショックは受けました。

四人目は三人目から僅か2週間で治してもらうために予約。某予約サイトは下手で売れない美容院の集まりとかいう怪しすぎる話すら鵜呑みにするほど傷心し、あえて某予約サイトには載っていない美容院を探しました。切って間もなくの手直しなので当然短くなり、これ以降ボブ〜ミディアムくらいだった髪はショート〜ボブくらいの長さへ。悪くない仕上がりだったので5回くらい通ったのですが、回を重ねるごとに微妙になっていったので思いきって通うのをやめました。

五人目は男性。某予約サイトも活用しつつ、Googleマップの口コミや気になる美容院はSNSまで確認して探すようになるほど拗らせる。口コミ曰くカットが上手いとのことで美容院ではなく理容院でしたが予約。前回見せた画像を出して、自分の髪質では上手く再現されなかった説明をしました。かなり腕に自信があるようで、四人目の方のカットの問題点等を教えてもらい、不便だった前髪のうねりを取るのに人生初の縮毛矯正をかけました。ヒアリングがめちゃくちゃ丁寧で、仕上がりも良かった。が、気になる点が二つあり、一つは髪の扱いが雑。切っている最中に引っ張られる?ような感じでチクッと痛むことがあった。もう一つは前髪を全然短くしてくれなかったこと。まっすぐに下ろしていたいのに目にかかると鬱陶しくて分けざるを得なくなるわけですが、もっと短くしてと頼んでも変になるからと切ってくれない。髪を一回洗ったらもうすでに目にかかっていて、変でも良いから切ってくれと頼めば良かったのか…でもそれでわざと変に切られたりしても怖いしと悶々。

現在まだまだ髪を切る時期ではないのですが六人目の美容師さんを探しています。神美容師さんが女性だったことや、これまでのことを総合して男性よりも女性美容師さんにお願いしたいのですが、私の住んでいる田舎は圧倒的に男性の美容師さんが多いみたいです。隣の市が栄えていることもあり範囲に含めればグッと美容院の数も増えますが、車で片道20分を超えてくるところはめんどくさい。

現在候補が二つあり、どちらも男性の美容師さん。口コミはどちらも悪くなく、評価も良い。どちらもヒアリングが丁寧というコメントが多い。内装はどちらもナチュラルテイストな雰囲気ですが、Aはアパートの下とかに入ってる店舗的な感じの外観でBは白を基調にしたお洒落な建物。施術金額も同じくらい。

Aはトリートメントが良くて、ヘッドスパも一応ある。たまに複数人で担当することがある。神美容師さんと得意なスタイルが同じ。けどカットした後の写真が全体的に重めに見えるのが気になる(軽くてふわっとしてる方が好み)

Bは金額は将来通い続けることを前提にしたときトータルでメリットが多い。ヘッドスパが魅力的。カットの参考になる写真が少ない。水素トリートメントが酸熱トリートメントに似たようなものと知り、これを推してるのが不安。縮毛矯正みたいに臭いっぽいし勧められたくない(トリートメント感覚であの臭さを頭に染みつかせたくないし痛むらしくて嫌)

正直どちらも一長一短で何を決め手に決定すれば良いのか延々と悩んでる。みんなどうやって決めてるんだ…

パニック障害もあるので、新しいとこ行くのは心理的にハードルも高いしもう流浪したくない。

テンペスト魔女感想(ネタバレあり)

後で書くとか言って大体書かないことばかりなので、これくらいは有言実行にしようと思いブログ書くページ開きました。思ったことを素直に、ストーリー順で感想書いていこうかなと思います。

今回の感想ですが、もう前回の記事で何書いたか覚えてないので以前書いた記事と内容が少し被ることもあるかもしれませんが、ご了承ください。

 

もちろんタイトル通りネタバレも有りなのでご注意ください。(※私の育ちの悪さも出ています)

 

ルートプレイ順に、キャラの雑感を書いていきます。思うままに書き散らしたのでちょっと見にくいかもしれません(ルート順はゲームの仕様によりほぼ固定です)

 

【クライオス・キャソロック】

頼りになる兄的な存在、口が上手い、笑顔が胡散臭い。はい、好きなタイプですね!

兄っぽいポジション、面倒見が良い、苦労性、口が上手くて賢い、笑顔で本心を隠してしまう、みたいなタイプ好きだわ〜ってなる。

クライオスのルートでの犠牲者はマヤで、何度死に戻っても運命を変えられず絶望する主人公を抱きしめて(スチルもある)励ましてくれます。この恋愛に見えそうで、恋愛感情を感じさせない触れ合いめちゃくちゃ好きで、ここでたぶんクライオスに対して信頼感を抱いた気がします。

その後の裁判でクライオスが傍にいられないとなったときはめちゃくちゃ既視感ある心細さを味わった…(以前の上司と部下の記事で触れてますが)

その後クライオスは主人公への恋愛感情を募らせて、魔女の道化(魔女によって殺戮衝動を高められ、殺人を犯すよう仕向けられるシステム)として目覚めてしまうわけですが…

病気の関係で無気力に生きてきた感じと主人公への渇望、殺戮衝動と欲望を理性で抑えている姿は大変美味しかったグッときました。あんなに苦しい状態でも、それでも主人公や他人のことを思い消えていくクライオスの気高さと優しさに切なくなった最後でした。

クライオスは自分は無気力に生きてるだけと言ったけど、姉を殺されたと知ったとき短い命だからこそ復讐に使ってやるとならなかったのは、無気力なのではなく寛大で、許しの人なんだとひしひし感じました。

クライオスのルートでなぜかものすごく刺さったシーンがあるのですが、その話は後ほど。

 

ティレル・I・リスター】

言葉はキツいし捻くれてるけど、しっかり見ていてフォローしてくれる。そして賢い。はい、好きなタイプですね!

ティレルはたぶん4人の中で一番好かれるというか、オタクには刺さるキャラなんじゃないかという感想です。

一見4人の中で一番したたかでプライドも高くて簡単に屈しそうにないように見えるのに、コンラッドの猟犬と呼ばれてて、自分の役目に盲目で、何かに操られるように生きている。そして4人の中で唯一絶望顔を見せるというギャップ。好きにならんわけないやろ。

ティレルルートの主人公との相棒感がたまらなく好きでした。一緒に働いて、一生部下やってたい。ティレルの有能さや狡賢い感じもめちゃくちゃ良かった。

主人公に正体がバレて、コンラッドに従っていくしかない、それが正しいと思うティレルと真っ向から対峙するシーン(スチルもある)がめちゃくちゃ好きでした。

どんな環境でもしぶとく生きられそうなティレルが、自分の人生の意味を見失い、穏やかな笑顔のまま抜け殻になって自害してしまうのが想定外すぎて。こんなはずじゃなかった。しがらみから解放して自由になれたはずだったのに。自分の正義感や正しいと思ったことが、ティレルにとっては致命的な死因になってしまったんだ。という絶望感を植えつけてくる、何とも虚無感に苛まれた最後でした。

最初はクライオスルートで犠牲者になったマヤを救いたい一心だったのに、ルーシェン、クライオス、ティレルと死なせたくない人が増えていくなぁと実感したルートでした。

 

【ゼン・ソルフィールド】

不器用だけど、誠実でお人好しで情に厚い。見た目はどっちかといえばオラオラ系にも見えるのですが、というか言動はオラオラ系っぽいとこがあるのですが、根はかなり真面目。

そして設定が最高に狡い。ゼンは異世界転移人であり、それが原因で不老不死の呪いを受けてすでに100年以上生きている。世界の法則から外れているからか主人公の死に戻りの影響を受けず、皆が死に戻り前の記憶を失っても、ゼンは唯一全てを記憶しているという人物。主人公のこれまでの行動も苦しみも全部現実として見て知ってわかってて、全力で主人公を受け止めて支えてくれる。こんなん好きにならんわけないやろ(2度目)

ゼンルートで課せられたのは、魔女の道化になって人を殺して裁判で勝ち(冤罪をでっち上げて無実の人を火刑に処す)抜いて、特殊能力を手に入れなければならないという過酷な勝負。裁判の被告に選定されたのも、マヤ、クライオス、ルーシェン、コンラッドという、コンラッド以外殺したくない面々。

ここで主人公だけに罪を背負わせず、自分も半分背負うんだというスタンスでゼンは殺しに加担していくわけで、それもその記憶は死に戻りで消えたりもしないわけで。全部全部わかってて共犯で絶対的な味方として主人公を励まし、心配し、一緒に戦ってくれるんですよ。泣けるわ。こんなん好きにならんわけないやろ(3度目)

守りたかった人たちほぼ全員を自分の手で死なせたようなものだし、生き残った人も漏れなく絶望させたルート。最後で主人公は女神の生まれ変わりで世界を破滅させる魔女だと言われ、自我が崩壊しかけるのですが、特殊能力で元の世界に帰されたゼンが再びこちらの世界に駆けつけることでギリギリ人としての自分を保つことができています。ゼンは最早運命の人だな感がすごかった。

その後も悲劇を起こさないよう敵から身を隠し、絶望の表情で引きこもる主人公の思いを尊重して守り続けるけるという。全ての負債は自分が引き受ければいいという自己犠牲精神や心根の優しさが沁みる。年齢的におじいちゃんを凌駕する年数を生きているからこそ、苦いものを呑み込んでなお、大切な人のために動く精神力は並大抵じゃないなと思わされました。

 

【ルーシェン】

冷静で賢いと見せかけて、元々の弱さや臆病なところは変わっていない。自分を守るため、理想のために戦う覚悟を決めている。好き。総合的に見てルーシェンが推しになったのは納得だなと思います。

賢くて、高い志や高潔さがあって、周りからは自分に自信がありそうだし迷いなんてなさそうに見える。でも内心は自分の未熟さや愚かさ、醜さ、弱さを自覚し、迷い苦しんでいる。そういうキャラが私は最高に好きなんです。

それに加えて飼ってる猫に主人公の名前つけちゃってたり、格好良い自分でありたいのにヘタレたりちょっと泣いちゃったりするのが残念かわいい。最強。ルーシェンは完璧に私のストライクゾーンど真ん中をぶち抜いてきた。ありがとう!!

と、語ったのですが、ルーシェン推しになったのは彼の色々が見える前のクライオスルート(一人目)でした。マヤ殺しの犯人を探す裁判で被告人に選ばれたのは、主人公、主人公妹、ルーシェン、ルーシェンの友人、モブという5人。マヤと接点が多い主人公が圧倒的に劣勢で犯人は主人公だという空気の中審議が終了。このときこのままでは主人公が火刑に処されると考えたルーシェンは、自分が犯人だと嘘の自白をすることで犠牲になるのですが…(犯人は主人公の妹だった)

このときの自白シーンで心全部持っていかれました。これだけの信頼を向けてくれる人を見捨てられるわけないっていう気持ちから、もう目が離せないくらい惹かれてしまってた(笑)

希望や理想を諦めず、まっすぐな光を感じるルーシェンですが、一番好きなところはルーシェンルートの最初の方でクライオスを恫喝したりマヤを怒鳴りつけたりしながらも、自分の行いを反省し、謝罪し、きちんと改めて正しいと思う行動にしてくるというところです。この残酷さと優しさを併せ持つ人間臭さと陰りを見せながらも決して潰えない光を持っているところが良いですね。ちょっと考えが甘くて、年齢的にもまだまだ子供っぽさもあって未熟で、でも仲間に支えられることで自分は生きられているという自覚があるのも好きなところだし、仲間からアドバイスされたり、からかわれたりしてるシーンも微笑ましくて大好きでした。クライオス、ティレル、ゼンの3人は友人同士で、主人公とも共闘した期間があって、そのどちらもなかったルーシェンは若干アウェー感があるのですが、その絶妙な距離感と大人たちにハラハラしながら見守られて成長していくところや、逆に大人たちに認められていく姿がこの上なくほっこりと温かい気持ちになれるので、全員でわちゃわちゃしてるとこも楽しかった。

あとこれまでのオタク人生で一番好きで理想的な声だと感じた。演じられている方は石川界人さんで、初めて聞く方ではないのですが、これまでの石川界人さん演じるキャラには感じたことのない何か刺さるものがありました。

ルーシェンとは何かと立場が似ていて声優さんが同じと言われるFE風花雪月のディミトリはプレイしてしっかり知っているのですが、ディミトリの声は良い声だし演技上手いなぁ、好きな傾向の声だなぁとは思うんですけど、好み!好き!理想!って感覚はなかったので不思議。ルーシェンはディミトリに比べて声が柔らかい感じがするのが心地良いです。

 

【その他の話】

とてもボーイッシュな雰囲気の主人公に関わらず、虐め抜かれて気弱な感じが意外でした。ここからめちゃくちゃ頑張って今の主人公になるわけですが、もうすごく芯のある強い子だなって好感が持てました。

あと死に戻りに覚醒する前の主人公の婚約者になったコンラッド(ルーシェンの兄)ですが、初っ端から胡散臭くてコイツ公式の説明(主人公の一番の理解者的な説明だった気がする)に対してものすごく違和感あるなと思っていました。

というのも、私はFE風花雪月のフェルディナント始め、身分が高く、志があり、高潔であろうとするキャラを推しにしがちなので、王族貴族の対応厳しめに見がち。主人公や三男ルーシェンをストレートに馬鹿にした次男パーカーは論外ですが、コンラッドも強く窘めたり叱責することなく、むしろ利用して自分上げしてる雰囲気に「こんなヤツに理解とかされたくないんだが???」とすでに敵対心剥き出しでした(笑)結構露骨に嫌な感じなので、普通に大半の人はコンラッドに良い感情湧かないだろうなって感じだった。

そのあとルーシェンの悪い噂と評判の悪さからルーシェンを信用できない主人公だけど、ルーシェンが信用できないのはあの状況の主人公の心理として理解できるとして、コンラッドは普通に信用ならん男だろとは思った。最後まで信じようとしてたけどさ。虐め抜かれてその辺の感覚もおかしくなってたのかもだな、主人公…。

ティレルルート時の話。攻略キャラ(ルーシェン)が調理されて食べられる乙女ゲーすごいな…すごいインパクトだった。

犯人が(犯人とわかる前)「ルーシェンさまにはなれなかった」って言ったから、このキャラが今回の犯人だなとはわかったけど、殺した理由は外してた。

死神的なやつ(出会ったら即死みたいなマスコット)が、このルートでは人気ある着ぐるみとして登場してて、ルーシェンの遺体の様子(内蔵抜かれてた)から着ぐるみみたいにルーシェンを着ようとしたのかと思って犯人を追い詰めてったけど、実際はシチューにして食べられてた。作中に出てきた食べ物で、食べるとそのモチーフにあやかれるって話の方を参考にしてたというオチだった。騙された。

ストーリーは自己投影タイプにはちょっとエグいくらいの心の抉り方してくるシナリオで、とても楽しめました。

ちなみに個人的に好きなキャラ順は、ルーシェン>ティレル>クライオス>ゼンという感じでした。でも全員甲乙つけ難いくらい魅力的で、どのキャラも好きだし楽しかった。

マヤはオタク人生で一番好きな女性キャラになったし、ルーシェンはオタク人生で一番好きな声で、人生で一番に2つも出会わせてくれた『even if TEMPEST』に最大の感謝をしたい。楽しい時間をありがとう!FDも買ってプレイしました!そちらも最高でした!